事業概要

かつて、日本は驚異的な速さで発展しました。高度経済成長期と呼ばれる時代には、あらゆる場所で新しい建物やインフラが次々と建設され、国の繁栄を象徴していました。しかし、時が経ち、これらの建造物は徐々に老朽化の兆しを見せ始めています。1990年代以前に建設され2040年に築後50年以上経過することになる橋梁が約75％を占め、公立小中学校施設は建築後25年以上経過した施設が保有面積の8割を占めています。現在、私たちはこの遺産を守り、未来へと繋げる大きな課題に直面しています。

一方で、日本は人口減少という別の大きな課題にも直面しています。特に、地方では技術者や職人の不足が深刻化しており、必要なメンテナンスを行うための人手が十分に確保できていません。このような状況の中で、私たちが提供するドローンによる点検サービスは、非常に重要な役割を果たします。

私たちのドローンは、従来の方法では困難だった高所や複雑な構造の建物も短時間で安全に点検することができます。これにより、小さなひび割れや劣化の兆候を早期に発見し、大規模な事故や災害を防ぐことが可能になります。

また、問題解決には建物の所有者一人一人が建物のメンテナンスができるようになることがに重要だと考えています。クライアントが自身の加入している火災保険について十分詳しくなり、自分自身で適切な申請ができるように啓発していきます。これによって、万が一の事態に備えた街を作っていけると考えています。

私たちのビジネスは、単に建物を点検するだけではありません。日本の社会問題に対する解決策を提供し、安全で安心な生活環境を守ることを目指しています。私たちの技術とサービスを通じて、日本の未来をより明るく、より持続可能なものにしていきたいと考えています。